インプラント治療ではGBR (Guided Bone Regeneration)と呼ばれる外科処置を行うことがあります。カウンセリングや事前検査などでGBRが必要となるかもしれないと診断された方は、どのような治療なのか詳しく知りたいことかと思います。
▼骨が細い場合に適応される処置
インプラントを安全に埋入するためには、顎の骨の幅が正常でなければなりません。顎の骨が細いと人工歯根を支えることができないからです。そこで有用なのが不足した骨を再生するGBR法です。専門的には「骨誘導再生」と呼ばれる方法で、インプラント以外でも重症化した歯周病に対して行われることがあります。
▼GBR法の手順
GBR法では、骨が不足している部位に骨補填材を設置して、メンブレンと呼ばれる保護膜で覆います。骨の再生には数ヶ月を要しますが、処置が成功すればインプラント治療を安全に行うことが可能となります。
▼GBR法を行うタイミング
GBR法には、同時法と段階法の2種類があります。同時は文字通り、インプラントの埋入オペと同時に行う手法です。一方、段階法はインプラントオペに先立って行う方法です。上述した手順で骨補填材を設置し、3~6ヶ月程度待ったのちにインプラントオペを実施します。
▼まとめ
このように、顎の骨が細い、幅が狭いなどの症状が認められる症例では、GBRが適しています。骨の補填・再生を行うことで、安全にインプラント体を埋入できるようになります。ただし、GBR法が適応できるかどうかは、精密検査を実施しなければわかりません。
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休診日:木曜・日曜・祝日
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